2009年1月10日 (土)

ストーリーの原案

原案ストーリー①

ある日僕は思った、僕らが住む世界とはまた違う世界にも、見た目も境遇も違う僕がいるんじゃないかって。
そう思うと無性にワクワクして朝ごはんも食べずに僕は家を飛び出した―――――
「パラレル・ストーリーズ」
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原案ストーリー②

窓からの日差しがウザい。私を夢の世界から引き戻そうとする目覚ましの音もウザい。平成の時代にフライパンとおたまで目覚ましに屈しない私を起こしに来る母親もウザい。大抵、ウザい。
「ユメミ!!起きて!!」母親はなんでこんなに朝っぱらから元気なんだろう。そして母親は私をベッドから引きずり落とそうとしてきた。いつもはこんなことまではしないからビックリした。「なんだよ、今日は学校休みだろ?」
「燃えてるんだよ!」
「はぁ?」
「矢沢さんちが、燃えてるの!」矢沢さんちとはお隣の家のことで、窓から外をのぞく、たしかに目の前にあるにはいつもの矢沢さんちではなく、赤く燃えていた。消防車が消火活動に励んでいる。野次馬も少なくない。
「家は家。矢沢さんちは矢沢さんちでしょ」私は自分でも何を言ってるかよくわからなかったが日曜日の7時というのは私にとって平日の4時位みたいなもので、睡魔には勝てないと思ったし、抗う気もなかった。
「なに寝ぼけたこと言ってんの!逃げなきゃ。家に燃え移るかもしれないんだよ」
「もう消えるって、大丈夫。矢沢さんは火災保険にもちゃんと入ってるよ。大丈夫。おやすみ」
ちょうどその頃火が消えたから母親は安心して野次馬に加わりに行った。
私も目が覚めた頃には警察が来ていて、どうやら放火ということらしい。野次馬の数も減っていた。

火事はその後も何件か続いた。
私の学校でも一日に一回はその話題も出てきた。
警察は放火の犯人に目星をつけた。
どうやら、警察曰く犯人は私らしい。

「traveling escaper」

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